2017年2月4日土曜日

 スピーカーケーブル

 ウーハーを増設したため接続用ケーブルが必要となり、また他のスピーカーも30年前のケーブルを継ぎはぎして使用していましたのでこの際見直すことにしました、ケーブル長は片方7mにもなり音に対しての影響は大きいと思われるのですが、すべてのスピーカーの配線を変えるとなると7x2x4の56mにもなりますので一様に変えることはあきらめ必要最小限にすることにし、まずネットで評判やコストパフォーマンスが良い数種類のケーブルを手配しました。

 1つはベルデン社の9497でm単価は250円、他はカナレ社の4S8と4S8Gでm単価は170円と380円です、それぞれ15m注文しましたので結構な金額となってしましました、このケーブルを各パートのスピーカーにつなぎ変え音質をチェックしました、スピーカーは低音のJBL2241,中低音のLE15,中音の375、高音の075で、クロスオーバー周波数は下から180Hz、800Hz、7KHzとなっています。

 ベルデン社の9497を影響が出やすいと思われる中高音に接続したところ、双方音が崩れ変な音になってしまい使用できませんでした、(短いと良いのかもしれませんが)低音部にはケーブル断面積が小さいため使用しませんでしたので、結果お蔵入りとなりました。

[4S8]
 カナレ社の4S8ですがケーブルを見てみると4本撚りのしっかりした作りで導体断面積も大きく絶縁材も良いものを使用している様で安心感が持てます、しかも単価は非常に安くこれでメーカーは儲かるのかと心配するほどです、音質は良いのですが中高域に使用すると音のレベルが下がります、4本撚りで2本ペアで使用するためケーブルが長いと寄生する容量などの影響があるのかもしれません、このケーブルは180Hz以下の低域に使用しました、音質、エネルギー感とも差しさわりありません。

[4S8G]
 カナレ社の4S8Gは導体を無酸素銅に変え上記4S8の欠点を解消しているようです、中高域に使用してもレベルの低下は見られませんでしたが、4S8に見られたレベル低下の原因がいまいち分かりませんので、このケーブルは15m追加し中低域と中域に使用しました。




[AT?]

 残る高域には今まで使用していたオーデイオテクニカのケーブル(型名は忘れましたがTVのフィーダー線のような2本の導体が離れているタイプ)をそのまま使うことにしました。

 これにて一件落着となりましたが、結構な作業量となり、重いスピーカーを動かし結線し元に戻した後に視聴、また同様な作業と繰り返し、やっと落ち着きました。動作すれば高域が、、低域が、、などは忘れてしまいます、バランス良く鳴ればOKです。



1 件のコメント:

  1. 私も年金生活者です。スピーカーケーブルの買い替えを検討しています。現在はベルデン8470を使用してますが、カナレの4s8gに変えて見ようかと。どれくらい音が変わるのか。

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