2017年2月4日土曜日

 McIntosh MC2500

 低音用にJBL2241を使ったスピーカーを作りましたが、いまいち音の出方がすっきりしません、パワーアンプはそこらに有ったRAMSAのWP-9220ですがこれでも片チャンネル200Wの仕様です、これ以上のパワーを出そうとしても自作は難しいしどうしようかと迷っていました。

 悪いことにちょうどオークションにMcIntoshという有名メーカー(名前だけは知っていました、PCかも)のアンプ、なんと片チャンネル500Wが出品されていました、ものすごく古くあちこち手を入れないといけないようですがなんとかなりそうです、金額も同様で落札してしまいました、20万円台の前半だったと思います。

 60Kgという馬鹿げた重さのアンプをギックリ腰にならないよう注意しながらメンテナンスを行い稼働させましたが、この重さ以上の驚きがスピーカーにつないだ時訪れました。

 音が重くすっきりしなかったJBL2241が生き返り、これまでは聞けなかったやわらかで重厚な低音が出てきます、感動でした、メーターを見ていると1Wも出ていません、なんでこれだけ違うのかわかりません、良いアンプです。

 これに味をしめ予備機としてもう一台手に入れ稼働させています、この40年の間でオーディオにかけた最大の出費でした。

 余談ですが) 2台整備してこのMC2500には欠点があると感じています、回路がケースに覆われ熱がこもり易い構造となっています。
 60度か70度で動作するファンが有りますが、それまでは熱が上がりっぱなしで長期的にはコンデンサが劣化してしまいます、また内部のコネクタに使用されているプラスチックも劣化していました。
 特に日本の夏にエアコン無しに稼働させると悲惨なことになります、2台共電源の平滑コンデンサが液漏れで、電源コネクタは真っ黒になり接触不良寸前でした。
 メンテナンスは回路中の全電解コンデンサの交換と劣化したコネクタの交換を行いました、またケースの天板をパンチングメタル製にし通風を良くしています、おまけとしてメーターランプを消費電力が少なく(熱が出ない)玉切れのないLEDに変更しました。

1 件のコメント:

  1. はじめまして。MC2500を調べていて、運よくこちらのブログを拝
    見することができました。伺いたい事がいくつかあるのですが質問は可能でしょうか?

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